12月の読書メーター読んだ本の数:8
読んだページ数:1184
ナイス数:31
バンクーバー朝日 日系人野球チームの奇跡 (文芸社文庫)の
感想読後、不思議な震えに包まれました。震えというか、奮え? 淡々と彼らのしてきたことを語っている文体なのに、確かな熱量が内包されていて、とても引き込まれました。最後の試合シーンはその場にいるような気持ちになるほど。最後の一文にあった「もうひとつの物語」にも、触れてみたい。
読了日:12月02日 著者:
テッド・Y・フルモト
定本 バブリング創世記 (徳間文庫)の
感想これは、なんと言ったらいいのか。
わかったようなわからないような。ごちゃごちゃしているのに作者の中の決まり事はある、という感覚だけは伝わってくる。無秩序なのに筆者の秩序が在るというか、なんというか。好悪ものすごい出るだろうな。そして現代の感覚だと差別的だと非難されそうなことも多々。いやぁ、なんか、よくわかんないまま、だけど読むのをやめられなかった。不思議な作品だ。
読了日:12月05日 著者:
筒井康隆
小説新潮 2020年 11 月号 [雑誌]の
感想「二人三脚」なるほど、二人三脚‼︎ 「ラジオメーター」とても感覚的不思議。言葉にできないものが広がってる。「ラグアフィ公国の掟」うわぁ、そうだ。なるほどね! そうだわ。「泳ぐ者」なんか、小さいけど個人の中の大きなものの気配。「夜が明ける」ぞわぞわする。「母の待つ里にて」ああ、そうか。そうね。感覚と考え方。そっかぁ。 他にも色々、今号も楽しませてもらいました。
読了日:12月05日 著者:
星の王子さまの
感想漠然と、当たり前だと思っているというか、そういうものだと意識もせずに感じていることを、改めて活字として出されると不思議な感じ。
読了日:12月12日 著者:
サン=テグジュペリ
グラーフ・ツェッペリン 夏の飛行 (Kindle Single)の
感想不思議。映像がぶわーって広がって圧倒されて。映画を観ているみたい。現実と夢と科学の混在。没入感に囚われたら、戻って来れなくなるんじゃないかって、はじめは主人公を心配していたけど、もんどん自分も入っていって、ハッと気付いて戻ってきた。
読了日:12月15日 著者:
高野 史緒
チュートリアル (Kindle Single)の
感想はー。なるほど。そうか。繰り返すチュートリアルは同じだけど同じじゃなくて、違う未来に伸びていて、はじめのチュートリアルとやり直したチュートリアルは少し違うのは、同じ人物だけど少し違う人物になっているからで、自分ではあるけれど少しだけ変化した自分だから、はじめのチュートリアルの先に伸びるものと、次のチュートリアルに伸びるものは違ってきて……いや、うん、そっかそっか! はー。ややこしい感じだけど、すごく腑に落ちる。
読了日:12月15日 著者:
円城 塔
無限大ガール (Kindle Single)の
感想わぁ。読後きもちいい。さわやか! そうね。なるほど、うんうん。思春期のグルグルが見事にバシッと明るく、ピカッと自分に閃く感じ。テンポよく、すいすい主人公とともに進んでいける。耳奥に響く歓声。自分に対する自分への! って感じ! 解放感と開放感‼︎ 自分から解き放たれて自分に還るって感じ。
読了日:12月22日 著者:
森 絵都
煌夜祭 (中公文庫)の
感想ひとりひとりが紡がれる糸で、それを歴史として織っていく彼らもまた紡がれる糸で、だんだん「あ、もしかして」の部分から、最初のアレがラストのコレに効いてくるところが、すごく気持ちよかったのと、書下ろし部分の時間の流れを泳いで溶ける感覚が心地よかった。
読了日:12月26日 著者:
多崎礼読書メーター
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