2015年9月の読書メーター読んだ本の数:8冊
読んだページ数:3103ページ
ナイス数:24ナイス
文庫版 龍のすむ家 (竹書房文庫)の
感想魔法とかが飛び交うファンタジー冒険ものなのかな、と思ったら、ほっこりする日常の隙間の非日常でした。とってもかわいらしいお話でした。
読了日:9月3日 著者:
クリス・ダレーシー
熱い闇 (MIRA文庫)の
感想喧嘩ップルで勝ち気な二人でした。
読了日:9月5日 著者:
リンダハワード
鬼龍院花子の生涯 (文春文庫 み 2-1)の
感想花子の父、鬼龍院政五郎が土佐で任侠となったくだりから、政五郎と、その養女となった松恵の人生の交々が綴られており、どうしてこのタイトルなんだろうと思ったのが、ラストでなんとはなしに理解できた気がします。松恵の、逃れたくとも逃れきれぬ心の有り様は真に迫り切なく、やるせない穏やかさとなって、読後に漂いました。松恵を歯がゆく、どうして逃れきらないのかと思う方もいるかもしれませんが、幼少からこういう扱いをされれば、そう育つのは致し方ないことと存じます。このあと、松恵が満ち足りた生活を迎えられたとは、私は思えません。
読了日:9月7日 著者:
宮尾登美子
猫はスイッチを入れる (ハヤカワ・ミステリ文庫)の
感想探偵猫さん……というか、さりげなく主人公である新聞記者さんの探求の手助けをしているシャム猫さんと、もう一匹の猫らしい(?)シャム猫さんが可愛い。殺人事件だけれども、激しい緊迫感や悲壮感はなく、すんなりと読めます。
読了日:9月10日 著者:
リリアン・J.ブラウン
蜂須賀小六 (1) (光文社文庫)の
感想土豪のころの蜂須賀小六からはじまっているのだけど、前半から、のちのちの大物が続々登場するので、無名のころのやり取りや繋がりが面白い。仰々しくなく読みやすいので、気がつくと巻末になっていました。いよいよ時代の脈動が激しいうねりとなる次巻が楽しみです。
読了日:9月11日 著者:
戸部新十郎
蜂須賀小六〈2 卍旗の章〉 (光文社時代小説文庫)の
感想小六親子の話。息子が小六を継いで、一巻で知り合った人との因縁が奇妙な形で結ばれたり、断たれたり。先は歴史で定まっているのだけれど、大きなうねりの最前線にいながら、変わらぬ初代小六の在り方と、父子のやりとりが面白い。いよいよ三巻であの出来事が……と、ドキドキしながら読了。
読了日:9月12日 著者:
戸部新十郎
蜂須賀小六〈3 西海の章〉 (光文社時代小説文庫)の
感想二代目小六を通して、初代小六が描かれているので、初代小六の動向がはきと細かくかかれているわけではないのに、だからこそ、その凄まじさを感じられました。末期の仕草に、夫婦の妙を感じてニッコリ。二代目の話を、このまま描いてもらいたくもあり、この結末だからこそ、初代小六を取り巻くものたちが煌めいていられるのかもとも思いつつ、読了。
読了日:9月13日 著者:
戸部新十郎
新選組血風録 (角川文庫)の
感想連作短編集だけれど、時系列どおりでは、ありません。
有名どころの話ばかりでなく、耳慣れない平隊士の話も多い。だからか、その頃の思想の混沌や、どさくさ紛れの人物など、人間を見られるような気がしました。新選組の内部だけでなく、諸藩とのやり取りなども交えているので、思惑の差違やスレ違いから生じる様々の出来事が面白かった。
読了日:9月19日 著者:
司馬遼太郎読書メーター
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