2015年4月の読書メーター読んだ本の数:9冊
読んだページ数:3039ページ
ナイス数:16ナイス
愛の飛鳥路殺人事件 (講談社文庫)の
感想推理小説家の恋人が殺され、駆け出し女優の恋人が、あれこれと推理したり調べたりしていきます。駆け出し女優にしてはリッチな振舞いだと感じたのは、殺された恋人が売れてる作家だから? 仕事も融通が多少利いていたところをみると、そこそこな女優なのかな。イイ人が沢山いて、ギスギスしたところがないのが、さらりと読めました。
読了日:4月24日 著者:
山村美紗
火天の城 (文春文庫)の
感想圧巻。安土城が主役。その築城に携わることになった棟梁の話から、番匠たち職人の織り成す物語が安土城という存在に、泰然とした雰囲気を与え、城に畏怖すら感じました。杣頭と棟梁が交わした命懸けの心意気を汲み取るシーンに目頭が熱くなります。ラストの安土城の描写は鳥肌が立ちました。
読了日:4月23日 著者:
山本兼一
隠し人無情剣―不知火半兵衛闇始末〈2〉 (コスミック・時代文庫)の
感想青年漫画みたいだなぁ、と思って読み終え、あとがきに「コミックス編集の担当をしていた」と書いてあって納得。盛りだくさんの設定で、お色気は、ほんのりではなく破廉恥な感じ。各個の心情を深く描く形ではなく、思いの変化は時間の経過で登場人物は色々考えたんだろうな、という感覚なので、感情移入系ではなく、さらりと読んで楽しむ感じでした。
読了日:4月17日 著者:
村咲数馬
千両箱 般若同心と変化小僧 (ベスト時代文庫)の
感想エンターテインメント性の強いものでした。捕物系と義賊系の人情ものが混ざった形。蜘蛛の糸のように絡まりあった人間関係が、さらっと読めるくらいまとまっています。恋愛要素もありますが、時代劇にしては軽い結末というか、ハッピーエンドはハッピーエンドなんだけど、そんな簡単には行かないわよ、という後味。事件もカラリと好展開でわかりやすいので、物足りないと思う方と、無心に面白いと思われる方に別れるのではないでしょうか。
読了日:4月15日 著者:
小杉健治
ワーキングガール・ウォーズ (新潮文庫)の
感想自分の選んだ道だけど、回りを見てふと感じる虚しさや嫉妬なんかが、リアルに描かれ、それを受け止めつつ、乗り越えるでもなく、受け止めるのとも少し違う、自分を見つめて認める、というのかな? そんな感じで過ごしていく働く女性の話。
主人公が一人かと思ったら、ザブ主人公のような女性も。名残もありつつ爽やかなエンディング。【自分が生きて呼吸して、食べて眠って明日を待つことに目的が欲しかったのだ】【自分で自分の選んだ道を誇らしく思っていないから、薄汚い後悔ばかり残ってる】共感できる方、男女問わず多いのでは?
読了日:4月15日 著者:
柴田よしき
峠越え (PHP文庫 や 40-1)の
感想粋な人達が沢山登場で、惚れ惚れします。こんな気概のある人間になりたいものです。残りページが少なくなっていくのが、惜しくてたまらなかった。クサクサせずに、正味に生きるって、格好いい。難しいですが……。器の大きな人達のやりとりに、清々しくなりました。ほんと、格好いい!
読了日:4月13日 著者:
山本一力
卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし (講談社文庫)の
感想食い道楽の同心の息子に嫁いだ、好き嫌いの激しい女性が主人公の、家庭のアレコレの話。外から幸せに見える家庭は、内側を覗けば、それぞれの問題があるもの。人情話が六章あるのですが、それぞれに登場する食べ物が絶妙な風味を添えています。優しい味わいに、ほろりとしました。卵のふわふわ、作ってみようかなぁ。
読了日:4月10日 著者:
宇江佐真理
シャンパンゴールドの妖精 (ラベンダーブックス)の
感想扇情的な描写がとても多くてビックリ。今まで、こんなに官能的なシーンが多いものは初めてで、戸惑いつつも完読。主人公男女それぞれの視点や思考が細かく入れ替わり、織り混ざっていたけれど、混乱はしなかった。二人が遭遇した事件の解決にホッコリ。二人をとりまく全ての人が、幸せになればいい! ただ、この作品、好みではないです。申し訳ない。なんにも考えずに、とりあえず何か読みたい、て時に手に取る感じ?
読了日:4月9日 著者:
ニコールジョーダン
小説新潮 2015年 04 月号 [雑誌]の
感想時代小説特集! みとやシリーズは、毎回、長太郎は粋な目配りや気配りをするなぁと思いつつ、身内になると大変な困り者だなぁ、と微笑ましい。六代目中村庄蔵は、やるせないというか、なんというか……(´・ω・`)信栄の誤算は、それでよかったんじゃないかな、と。チャンキ完結。どうなることかと思ったけれど、そういう終わり方かぁ。眩、スティグマータ、ラストフロンティア、風聞草墓標などなど、先が気になるものが沢山! 球道恋々は、ハッとさせられる言葉が、いつもあるなぁ。今月も、たっぷり楽しませていただきました!
読了日:4月5日 著者:
読書メーター
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