1月の読書メーター読んだ本の数:8
読んだページ数:2778
ナイス数:27
蛟堂報復録〈2〉 (アルファポリス文庫)の
感想前作から続く、3種の連作短編。今回は3つ目の話が一番好き。一巻は苦い話もあったけど、今回は、すべて、苦味もありつつ、よかったねぇ、という印象。
読了日:01月08日 著者:
鈴木 麻純
蛟堂報復録〈3〉 (アルファポリス文庫)の
感想一巻、二巻は3話でしたが、今回は2話。どちらも、子どもが切ないことになるお話で、2話目は予測はついていたけど、やるせなかった。1話目は、今後、彼女の心には、どんな形で業が残されるのか、心配。
読了日:01月10日 著者:
鈴木 麻純
蛟堂報復録〈4〉 (アルファポリス文庫)の
感想今回も、前作同様、ふたつのお話。よくある、と言ってしまえばおしまいだけれど、だからこそ扱いが難しいテーマだったなぁ、と。ひとつめのは、似た経験あるいは、そういう人を一度は目にしたことがあるかもしれない、とてつもなく身近な感じ。ふたつめは、簡単に結論を出してしまえそうだからこそ、立ち止まって考えさせられてしまう、という感じでした。
読了日:01月13日 著者:
鈴木 麻純
蛟堂報復録〈5〉 (アルファポリス文庫)の
感想今回は3話。3話目のインパクトすごい。納得はできないけど理解はできる、けど、境遇を知っても同情は生まれない。報復を受ける人や、その周囲の人だけでなく、主人公とその周囲の方々のことも、だんだん明白になっていき、だから、あの話でこうだったのか、と、なったり。同じ空間にいても、見ている景色、認識が違うと、そうなるよねぇ、と、しみじみ。
読了日:01月14日 著者:
鈴木 麻純
ハイランドの戦士に別れを (ヴィレッジブックス)の
感想なかなかにハードな展開もあるけれど、残酷な描写はうまく回避されていました。けっこう、ハラハラする展開もあったりして、どうやって切り抜けたのか、詳細が書かれていないから気にはなるけど、本筋とは関係ないとは言わないまでも、説明が入ると、主軸のふたりの感情のやりとりの邪魔になりそうだから、あえて省いているのかも⁈ なかなかミステリアスというか、ニヤリとする最後の一文でした。
読了日:01月15日 著者:
カレン・マリー モニング
小説新潮 2019年 01 月号 [雑誌]の
感想「麻糸、巻いた」全体的に、静かで優しくて暖かい。「まなつ」心臓がギュッとする。「春雷」切なくてやるせない強さに、モダモダする。「八本目の槍」毎回、彼らから見た三成の姿に悶える。「僕の人生には時間が起きない」その感覚、わかる。「鉄の楽園」よかった! 希望満! 「春の祭典」とても涼やかな官能。他にも色々、今月も楽しませていただきました。
読了日:01月21日 著者:
堀部安兵衛(上) (新潮文庫)の
感想主人公の人生の転機から、丁寧に書かれています。周囲の人々のことも、くわしく、けれど、くどくなく書かれていて、読みやすい。合縁奇縁、世間は狭いというか、要所要所で形を変えて絡む縁。上巻の全てを読んでも、まだ序章のような趣がありました。大きなものに関わることになる、彼というものの下地ができていく過程が、丁寧に描かれているからかな? 下巻で急展開になるのか、どうか。楽しみです。
読了日:01月22日 著者:
池波 正太郎
堀部安兵衛(下) (新潮文庫)の
感想安兵衛が主税に向けた、最後の言葉がさわやかに目の開く思いで心に沁みました。様々なしくじりをしながらも、出会う相手がすばらしく、そのような人々に愛され、またそれに素直に応えるまっすぐな気性があったからこそ、何度も立ち直り、曲がらずに生きられたのだなぁと。凄い人々に出会い、引き立てようとする心持ちにさせられる人間力は、すさまじいものがあるのでは⁈ 上に立つ、1番、ではないけれど、人柄によって幾度も人生の岐路で真っ直ぐになり、慕われる彼の魅力、一貫した実直さが、清々しい。
読了日:01月24日 著者:
池波 正太郎読書メーター
[1回]